『漫画をめくる冒険』(上巻)読了

感想
05 /28 2008
ようやくひといきってことで今日はのんびりしてました。
そしてピアノ・ファイアのいずみのさんの『漫画をめくる冒険』上巻読了。
ということで近況報告ばかりのこのブログでたまには感想を。

漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 上巻・視点漫画をめくる冒険―読み方から見え方まで― 上巻・視点
泉 信行

ピアノ・ファイア・パブリッシング 2008-03-14


宮本先生のブログで以前紹介されていたときにずっと気になっていて
ようやく最近通販で注文できるようになったのですが、そのときは
あっという間の完売で買えず。ションボリしてたところ数日後に
はやくも再入荷・・・!ということで無事ゲットできたのでした。

かなり読みやすくて面白かったです。読んでよかった・・・!
自身でも元々それとなく感じていてそうそう!と共感するものから
今回初めて気付かされてハッとしたものまで。
描き手としてだけじゃなく、読み手としても
マンガで表現できるいろんなことに興味はあって
機会さえあればいろいろ見ているつもりなのですが
視点についてここまで論じられた本に出会えたのは初めてでした。
スクランの印象がこの1冊ですっかり変わってしまった・・・すんごい。
作者の小林尽先生ってネットラジオの様子を見る限り
タンクトップの面白いお兄さんという印象がまずあったので(笑)
なんだかいろいろな意味で衝撃でした。すみません。
スクランは途中までしか読んでないんですが今度一気に読んでみようかな。

読了して、どうも今までとても大きなものを見逃してきてたような感覚に。
マンガの読み方、見え方が以前よりすこし広がった感じで
悔しくもときめいてしまいましたよ。取り上げられていた作品に加え
既に読んできたマンガもまた読み返してみたくなりました。
こういうことがあるからマンガ評論って興味深いですね。

マンガってつくづく面白くて、なんで面白いかっていうのは
ストーリーとか絵とかってのも勿論あるけど、やっぱりそれだけじゃなくて
それを伝えるため、面白くするためのいろんな要素が実は本当にたくさんある。
それが何なのかが知りたいっていう気持ちが
描き手とか読み手とかの立場に関係なく自分にはあるんですが
自身ではそれをことばにする能力がなく、描きながら何かに気がついても
確信が持てないまま感覚にまかせているところがあるので
こうして文章でわかりやすくまとめられる人が
いてくださることがとてもありがたく、うれしいです。
こういうものがもっともっと世に出回ってほしいなあ。
そしてもっとマンガが好きになってしまうんだなあ。

これだけでもすごいボリュームなのに、
下巻も出るんですよね。すごく楽しみです。

コメント

非公開コメント

ふかさく

ふかさくえみ(霜風るみ)のブログ。ふかさくえみ名義で竹書房まんがライフオリジナルにて『鬼桐さんの洗濯』連載中。霜風名義で『とびだせどうぶつの森』コミカライズをぴこぷりにて連載中。ふかさく名義では『ちまさんちの小箱』『よもぎ町パンタグラフ』も描いてました。『マルラボライフ』『フェルマータライフ』もよろしくです。単行本『購買のプロキオン』『今日のノルマさん』全2巻発売中。同人も創作でマイペースに。マンガを気ままに描いてます。読むのも大好き。好きなイベントはコミティア。